~ 東公園の合鴨の親子 ~
『税理士になるためのルート簡単説明書』
税理士になるための3つのルートについて、メリットとデメリットを考えてみました。
進路を決められる際の参考としていただければと思います。
会計科目(簿記論、財務諸表論)は、令和5年に日商簿記1級合格の受験資格要件がなくなりました。
高校生や大学1.2年生でも受験ができます。
専門学校ルート
①全5科目を1~2年で集中して合格します。
②会計事務所や企業での経理部門などの、実務経験を2年間積みます。
【メリット】
・全科目合格は強力なスキルになり、揺るぎない自信につながります。
・頭の回転が速いうちに集中して学ぶため、効率的に合格率を高めることができます。
・早くから専門知識を身につけることで、税理士業界への適性を早期に判断できます。
【デメリット】
・試験勉強はかなりのエネルギーと時間が必要であり、強い意志と計画性が求められます。
・仲間と励まし合いながら乗り越えることも大切です。
・試験に合格しない場合でも、専門学校によっては、キャリアサポート体制が整っている場合もあります。
・学費や生活費の計画的な準備が必要です。
・奨学金制度やアルバイトなど、様々な資金調達方法を検討しましょう。
・集中的に学習できる環境を選ぶことが重要です。
・学校のサポート体制も確認しておきましょう。
大学→大学院ルート
①大学院で税法関連の研究により修士又は博士の学位を取得します。
②修士論文を書いて、国税審議会の審査を通ります。
会計1科目、税法2科目が免除されます。
②会計事務所や企業での経理部門などの、実務経験を2年間積みます。
【メリット】
・2科目(会計1科目、税法1科目)合格すればよいため、試験勉強の労力と時間が比較的少なくて済むでしょう。
・大学や大学院での学びは、「考える力」をつけることができます。
・この力は、社会に出て税理士として活躍する上で必ず必要になるスキルです。
・研究活動を通して、専門分野を深く掘り下げ、他の税理士にはない強みを築くことができます。
・大学や大学院での人脈は、将来のキャリアにおいて貴重な財産となるでしょう。
・なお、商業実務専門課程など、さまざまな分野の専門学校が、大学院進学資格を得られる場合があります.
【デメリット】
・学費や生活費の計画的な準備が必要です。
・奨学金制度やアルバイトなど、様々な資金調達方法を検討しましょう。
・学位取得のために、大学4年、大学院2年という時間が必要となります。
・国税審議会の審査を通る必要があるので、大学院の担当教授との関係性が重要となります。
大学又は専門学校卒業→国税専門官ルートまたは 高校卒業→国家公務員一般職ルート
①国税専門官や国家公務員の試験に合格します。
②国税局や税務署で働く。
③会計事務所等の実務経験の要件はありませんが、一般的には2~3年の実務経験をされる方が多いです。
【メリット】
・税務署23年勤務で、税理士試験の全科目が免除されます。
・安定した公務員としてのキャリアを築きながら、税理士資格を取得できるのは大きな魅力です。
・税務署10年勤務+会計科目2科目合格すると、税法3科目が免除されます。
・税務署での実務経験は、机上の知識だけでは得られない、税務の現場感覚という強みとなります。
・安定した給料をもらいながら、充実した研修を受けられます(民法、憲法など、税法以外の法律を学者から学べます)。
・福利厚生も充実しており、安心して仕事に取り組めます。
【デメリット】
・配属によっては、希望する時期に税理士としてスタートできない可能性があります。
・早く独立したいという希望がある場合は、他のルートも検討してみましょう。
・公務員としてのネットワークは築けますが、税理士業界の幅広い人脈を築くためには、退職後の積極的な活動が必要となるでしょう。
〇参考です。
ミュージシャンから税理士に転身したユニークな税理士さんのYouTubeを紹介します。
ともかく、若いうちに早めに資格試験を取る。しかもなるべく楽な方法で。
そのあとは、自分の好きなことをやって豊かな人間性を作っていく。
「税理士業は、資格+人間性=楽しい!」とのメッセージが伝わってきます。
これから税理士になりたい人へのメッセージが、わかりやすくモチベーションも上がります。
よかったら、視てみてくださいね。


