~実家に咲いたばら 直径10センチを超える大輪です~
先日、久しぶりに古い知人に連絡をとりました。
最近新しいチャレンジを始めたので、その報告も兼ねて、
「近いうちにお茶でもどうですか?」と気軽に誘ったのです。
ところが、返ってきたのは思いがけない知らせ。
体調を崩していて、近々大きな治療を控えているとのことでした。
私は思わずバツの悪さを感じてしまいました。
元気いっぱいの近況を報告した後だったので、
なんだか一方的に浮かれていたような気がして……。
自分の無神経さを責めそうになりました。
でも、その後で私はこう返しました。
「どうぞご無理なさらず。体調が整って、ひろこがこんなこと言ってたな…ってふと思い出したときにでも、よかったら連絡くださいね。」
そう伝えたのは、なるべく優しく、無理をさせたくなかったから。
けれど今思えば、それは同時にこういうメッセージでもありました。
「あなたの連絡を、私は待っています。」
「あなたに会いたいと思っている人が、ここにいますよ。」
自分を必要としてくれる人がいる――
それは、何より人の心を勇気づけるものです。
思い返すと、私自身も体調を崩して、生きる気力まで落ちかけたとき、
ふと届いた仕事のオファーに「生きなきゃ」と思わされたことがありました。
「私を必要としてくれる人がいる」
それだけで、立ち上がる力が湧いたのです。
だから今、私もそんな存在でありたいと思います。
たとえほんの小さな言葉であっても、
誰かの心に灯る希望の火種になるのなら、それを大切に届けたい。
見えないところで、誰かの背中をそっと支えるように。
そんな言葉を今日も選んで生きていきたいです。


