~十日恵比寿神社と龍雲~
家族を持たない人生は「不完全」か?
人生には、家族を持つ幸せもあれば、持たないことで得られる自由もあります。
家族に囲まれた人を見て「うらやましい」と感じるのは自然な感情です。
しかし、その感情の裏側には、家族を持たないからこそ得られた、あなただけの素晴らしい経験が必ず存在します。
家族を持つ人生は、愛や喜びだけでなく、時には介護や意見の対立といった苦労も伴います。
一方、家族を持たない人生は、個人の夢やキャリアに集中できたり、多くの人々と深い絆を築けたりするチャンスに満ちています。
私たちの人生は、一見ネガティブに見える出来事と、ポジティブな恩恵が、常に完璧なバランスで成り立っています。
大切なのは、どちらか一方に偏って物事を捉えるのではなく、両面を等しく見つめることです。
家族が持つ「執着」を手放す
「家族」という存在は、愛や感謝の対象である一方で、ときに「執着」を生み出すこともあります。ブッダが王族という恵まれた環境と家族を捨てて出家したのは、すべての人間が直面する根源的な苦しみから解放される道を見つけるという、より大きな目的のためでした。
これは、家族を「捨てる」ことではなく、家族に対する「執着」を手放すことだったといわれています。
家族という存在を「こうあるべき」と理想化するのではなく、良い面も悪い面も含めて、ありのままに受け入れることで、私たちは心の平穏を手に入れることができるのでしょう。
家族を持つことも、持たないことも、その人にとっての「ありのままの姿」です。
そして、どちらの道を選んだとしても、そこには必ず「完璧なバランス」が存在します。
自分自身を信じ、愛する人生の責任
家族を持つ決断も、持たない決断も、そこに正解や不正解はありません。
どちらの道を選んだとしても、私たちにはその人生に対する責任が伴います。
家族を持てば、家族への責任が生まれますが、家族という温かいコミュニティから安心感を得られます。
家族を持たなければ、より一層自分自身への責任が増しますが、その分、自由に人生をデザインできるチャンスが手に入ります。
目の前の現実は、過去のあなた自身が、無意識のうちに望んで手に入れたものです。
それは挑戦だったり、安心だったり、成長のための「砥石」だったりするかもしれません。
だから、どうぞ、ご自分の決断を信じて、そのまま進んで大丈夫です。
そして、何よりも自分自身をいっぱいいっぱい愛して、大切にしてあげてください。
あなたの中にある、無限の可能性と豊かな宇宙が、常にあなたを待っています。


